コンサルタントの日々学び

日々のデリバリーで得た体験、ノウハウ、教訓とかを週次ベースで書き留めていきます。

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

【本】申し訳ない御社をつぶしたのは私です★4

唯一の答えがあるとするコンサルとそれを求める顧客を戒める。重要なのは知力を磨くことで考えをやめることでない、自分たちで学び発見するプロセスに価値がある。確かにコンサルに答え求めるが実行はしない、責任はコンサルへ、という構図はよくある。結局…

【本】ファイナンス思考★3

短期のPL思考でなく、GAFAのようにファイナンス思考でいこうというのを説いた本。PL思考では黒字事業の売却や将来投資に躊躇が生まれる、FCFなどで考えよう、とファイナンスで習ったことの考え方が中心。なんか他でも同じような内容を読んだような。流行りか…

要件定義とは「構築依頼とそのための依頼書づくり」

ITで難しいプロセスの1つに要件定義がある。 要件定義とは何をすることなのか。それを一言で言えば「どのようなシステムを作って欲しいのかを明らかにして構築依頼すること」となる。この構築依頼に使われるものが「要件定義書」であったり、「RFP」と呼ばれ…

【本】ファクトフルネス★4

ずっと昔に刷り込まれた時代遅れの歪んだ世界感に囚われていたことを気付かされ、世界をアップデートしてくれる本。日本がGDPもう二位でないことを知ったかぶっても、先進国と途上国はもう境がないことを知らなかったり、世界の人口が増え続けるという勘違い…

【本】脳には妙なクセがある★3

いろんな例から、身体に引きづられる脳のクセを暴く。グラフより文字より脳画像がある方が科学的に立証されてるように評価される、笑顔を作るとドーパミンがでる、暗くなったから眠くなる、やり始めたらやる気が出る、など脳が上位と囚われた思考に確かにと…

プラス評価とマイナス評価、仕組みとカルチャー

評価はそこに所属する人の行動や考えを大きく矯正する。 その評価のやり方にはプラス評価とマイナス評価、そして仕組みによる統制とカルチャーによる統制という大別ができる。 プラスの評価とは「なにかをやったことが褒められ高く評価される」ことで、マイ…

【本】流刑地にて★3

読んだ。が訴えたいことを理解できず、解説を読み漁った。人の作った機械への畏怖とか完璧を求めた人の末路とかいろんな解釈の仕方はある。個人的には時代遅れのシステムに固執した人が、その廃止の危機に意趣返しにその最後の犠牲者になるが、それを人は気…

ITコンサルとSEの違い

ITコンサルトSEの違いはなにか。 一般的には SE:要件に沿って正確にシステムを開発し、システム構築で企業を支援する ITコンサル:顧客ニーズとシステムでできることを合わせ、企業の経営課題を解決する と言われる。 両者の違いで一番異なるのは、「その先…