コンサルタントの日々学び

日々のデリバリーで得た体験、ノウハウ、教訓とかを週次ベースで書き留めていきます。

2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

【本】スクラム★3

アジャイル開発にもつながるチームデリバリーの方法。基本はタスクを細かにし、「バックログ」「作業中」「完了」を管理し、毎日やったこと、次にすること、今の仕事の妨げを確認。マネージャーは妨げを取り除くことに徹する。他にも見積もりポーカーなどい…

【本】すいません、ほぼ日の経営★3

糸井重里がどうほぼ日を経営しているか。採用基準に一緒に働きたいからを入れてたり、やりたい仕事を選んでたり、人に喜んでもらうことをするとか、現職の会社と似てるなというのが所感。上場はジムのトレーニングと似ているとかはMBA的な発想だったのでそう…

【本】仕事は楽しいかね?2★3

続編で今度はマネジメントにフォーカス。部下の問題解決でやった気になってるのはダメ上司。神になって自己承認欲は満たされるがそれだけ。部下も自分が責められないように上司に任せる。逆の上司が相談する関係を築こう。まぁそれはわかるがそのための手法…

【本】雪国★2

冒頭の有名なセリフしか知らなかったので読んだ。物語に起伏はない。妻子もいる親からの財産がある島村が温泉郷の芸者駒子とその土地だけの恋愛関係を持つ。島村は閉鎖的空間で身を立てる美しい芸者に惹かれつつ、謎も多い葉子にも気を引かれる。現実と離れ…

プロセス型コンサルの提供する価値とは、あるいは顧客と議論を深める関係

私が勤めている会社では「プロセス型コンサル」をうたっている。通常のコンサルティングファームはグローバル含む圧倒的コンテンツで勝負する。それに対してプロセス型コンサルは名前のとおり、コンテンツよりも考える・合意するプロセスに価値を置いている…

意見が割れたら判断理由と指針で議論をリードする

改革プロジェクトを進めていると、何がを議論する際に参加者間の意見が別れることは多い。「俺はこのシステムは統合すべきと思う」「いや違う」「俺はこのベンダーがいいと思う」「いやそんなはずはない」などなど、ケースは違えど意見が割れることはザラだ…