コンサルタントの日々学び

日々のデリバリーで得た体験、ノウハウ、教訓とかを週次ベースで書き留めていきます。

2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

【本】第四次産業革命★2

AIなりIoTなりの次の産業革命のトレンドとどう社会が変わるかを記載。市民や経済、政府への影響まで踏み込んでいるが、いかんせんニュース、雑誌、新聞を読んでいれば知り得ている内容。2016年発刊だから致し方ないし、その通りの動きになっているのはすごい…

目的思考と「やるべきことは手短に」

前回の記事で、全体の地図がないとやらなくていいこともやることになり、やるべきことに注力できないリスクがあることを書いた。 コンサルタントは時間単価が高く、結果が求められる環境にあるため、プロジェクト、およびお客さんの価値があることに注力しな…

全体の地図とスコープクリープ

プロジェクトにおいてデリバリーをする際には「全体の地図」が必要である。全体の地図とは、「何を決め、何を作ればプロジェクトゴールを達成できたといえるのか」を指し示したもの。 例えば、システム開発だとわかりやすい。システムを刷新・導入するにあた…

【本】JALの奇跡★4

稲盛さんが再建した際の意識・行動改革。人間として正しいことをする、子供に嘘つくなと言うからには大人も約束は守るなど、特別ではないが、一貫し行動に移すことがすごい。採算表も公開だけでなく、社員がわかり、それを元に動けるように設計され、「もっ…

複数プロジェクトを担う難しさ

コンサルタントも役職なりタイトルが上がってくると顧客も内容も異なる複数のプロジェクトを同時に進めることになる。 例えば、将来の構想策定のプロジェクトとシステム構築のPMO。 例えば、働き方改革の推進とIT戦略の立案。 例えば、ビジネススキームの具…

【本】合成生物学の衝撃★3

生物学を工学化しようと、規格化・生産化していく科学者や国の話。米露が「防衛」のため予算を肥大化させ微生物を兵器化する過程や、科学者が興味により他生物よりヒトを作ることを目指す姿が描かれる。技術的な内容は知ってる内容が多いが、本来の問題解決…

‪【本】ジョブ理論★4‬

‪ざつくり知ってたが改めて読んだ。サービスを何のために雇用するか、ニーズより細かなジョブとしてhowでないwhyに着目。無消費に眠る機会、間に合わせの対処法、できれば避けたいこと、意外な使われ方からそれを見つける。顧客はドリルではなく穴を欲してる…

いいチームとミッション・インポッシブルと初めの段取り

いいチームとはどんなチームか? 改めて自分なりに考えてみた。 チーム構成というよりはどんなチームで仕事できると個人としても嬉しいか、 お客さんとしても嬉しいかという観点で考えた。 個人的には 「このチームにいたら成長できる」 「チームワークがよ…

作業者と担当者の違いは「なぜならば」

とあるコンサル会社で仕事してます。 このブログではその日々のデリバリーの中から、学び得たことを書き留めていきます。------------------------------------------------ 今回は、言われたことをただ実行しモノをつくる作業者と PJへの成功に向けてすべき…