コンサルタントの日々学び

日々のデリバリーで得た体験、ノウハウ、教訓とかを週次ベースで書き留めていきます。

【本】直感と論理をつなぐ思考法★2

新しきことも生む時代、直感も大事だよねー、他人モードばかりでなく自分モードで考えよう、という本。直感の磨き方として自分ジャーナルなどが記載されている。とはいえなぜいるのか、こんな失敗がありうる、という情報が多め。

【本】入門起業の科学★4

起業の一連の流れと留意点がわかりよい。リーンキャンバスに始まり、その中でも課題と顧客が重要、課題の前提に検証を注力すべし、など。 よくある総花的な事業にも、顧客に受け入れられてるか判断つかないので必須機能に絞る、エレベーターピッチで語れるレ…

【本】ホモデウス★4

ホモ・サピエンス全史は他で読んだことある内容も多く途中で挫折したが、こっちは読み切った。将来の可能性を示唆したもの。飢餓と貧困と病気を乗り越えつつある人類が次に求めるものは何か、それは幸福なのか?進化の果てに神になろうとして墓穴を掘る、そ…

【本】スッキリ中国論★4

中国人を理解するのになるほどと思うこと多数あった。どっちが多数か量で考える、上の立場=量をもつことなので給与や利権などファットな組織が求められる、先に利権をもらって行動する、美学でなく投資の発想で新事業多発、等々。スジで考える、後払いの日本…

【本】ブランドポートフォリオ戦略★3

星野さんが教科書にしているので読んだ。ブランドとしての位置付けや親子ブランドの関係・選択肢がわかりやすく整理されている。再認より再生を高くすべしとかわかってたつもりで理解できなかったな。星野リゾートを意識して読むと理解しやすかった。東芝や…

【本】蟹工船★3

有名だけど読んでなかった。物語の中心は蟹工船の中での漁夫や船員たちと監督等のヒエラルキー。搾取する側とされる側。される側の酷い環境が刻々と描かれる。反抗しようにもできることは限られ、働けど働けどもその階層から出ることは難しい。いやー、この…

【本】ティール組織★4

これまでの軍隊のような達成型や家族のような多元型から、さらに発達した生命体のような進化型組織を説く。各々が考え行動し、統制でなく信頼を通し、市場で調整される自由市場のように組織がやることが方向付けられていく。考えはわかるが、トップの意識改…

【本】仕事は楽しいかね★4

再読。ちょうどこの本のタイトルにドキッとしたので。何年がどうなりたいかは愚問で人生そんなに規則正しくない、遊び感覚でいろいろやって成り行きを見守ろう、というとこが今回は印象に残った。あまり論理的に考えすぎず、これでいいや、これだと決めて事…

(本】真説陽明学入門★4

グロビ推奨本を再読。道理は外側に求めるのでなく自分の中にある心即理や、心のあり方と行動は一体という知行合一と幕末志士の思想のベースなのであまり違和感なく入る。善悪が生じるのは人間の意思が入るからで、感情に支配されずコントロールし平常心で事…

【本】文明の衝突★3

冷戦後の世界がどうなるかを1998年に予測した本。短期間で近代化した国は急速な変化に自己を新たに定義する必要が出てき、宗教が盛り返しイスラムなど宗教ベースの文明に分かれてくる。西欧の支配力は弱くなり、異なる文明間は緊密でなく衝突が強くなる。ほ…

【本】ファイブウェイポジショニング★4

星野リゾート星野さんオススメの本。優れた企業は価格、サービス、アクセス、商品、経験価値の5要素から1つは市場を支配、1つは差別化、残りは業界標準を保ち価値観を提供する。高機能の商品や低価格だけだと顧客になんの価値観も与えない、むしろ居心地の悪…

【本】申し訳ない御社をつぶしたのは私です★4

唯一の答えがあるとするコンサルとそれを求める顧客を戒める。重要なのは知力を磨くことで考えをやめることでない、自分たちで学び発見するプロセスに価値がある。確かにコンサルに答え求めるが実行はしない、責任はコンサルへ、という構図はよくある。結局…

【本】ファイナンス思考★3

短期のPL思考でなく、GAFAのようにファイナンス思考でいこうというのを説いた本。PL思考では黒字事業の売却や将来投資に躊躇が生まれる、FCFなどで考えよう、とファイナンスで習ったことの考え方が中心。なんか他でも同じような内容を読んだような。流行りか…

【本】ファクトフルネス★4

ずっと昔に刷り込まれた時代遅れの歪んだ世界感に囚われていたことを気付かされ、世界をアップデートしてくれる本。日本がGDPもう二位でないことを知ったかぶっても、先進国と途上国はもう境がないことを知らなかったり、世界の人口が増え続けるという勘違い…

【本】脳には妙なクセがある★3

いろんな例から、身体に引きづられる脳のクセを暴く。グラフより文字より脳画像がある方が科学的に立証されてるように評価される、笑顔を作るとドーパミンがでる、暗くなったから眠くなる、やり始めたらやる気が出る、など脳が上位と囚われた思考に確かにと…

【本】流刑地にて★3

読んだ。が訴えたいことを理解できず、解説を読み漁った。人の作った機械への畏怖とか完璧を求めた人の末路とかいろんな解釈の仕方はある。個人的には時代遅れのシステムに固執した人が、その廃止の危機に意趣返しにその最後の犠牲者になるが、それを人は気…

【本】右脳思考★3

人を動かすのは最後は感情と説く。やりたい、面白そう、やらないとまずいという感情がないといくらロジックで正しい、成功するを言われても実行されない。自分の立場を認めてもらえないから承認しないなど記載されてる事例はよくある。実績で訴えるとか意見…

【本】サピエンス全史上★3

ホモ・サピエンスの歴史をたどる。言葉の柔軟性から始まり、書記や貨幣で発展が進む。農業革命が視点は新しかった。小麦たちによるサピエンスの家畜化であり、より多くの遺伝子残すために生活水準を落とすことになった罠、は確かにそうかも。たた全体的に他…

【本】第四次産業革命★2

AIなりIoTなりの次の産業革命のトレンドとどう社会が変わるかを記載。市民や経済、政府への影響まで踏み込んでいるが、いかんせんニュース、雑誌、新聞を読んでいれば知り得ている内容。2016年発刊だから致し方ないし、その通りの動きになっているのはすごい…

【本】JALの奇跡★4

稲盛さんが再建した際の意識・行動改革。人間として正しいことをする、子供に嘘つくなと言うからには大人も約束は守るなど、特別ではないが、一貫し行動に移すことがすごい。採算表も公開だけでなく、社員がわかり、それを元に動けるように設計され、「もっ…

【本】合成生物学の衝撃★3

生物学を工学化しようと、規格化・生産化していく科学者や国の話。米露が「防衛」のため予算を肥大化させ微生物を兵器化する過程や、科学者が興味により他生物よりヒトを作ることを目指す姿が描かれる。技術的な内容は知ってる内容が多いが、本来の問題解決…

‪【本】ジョブ理論★4‬

‪ざつくり知ってたが改めて読んだ。サービスを何のために雇用するか、ニーズより細かなジョブとしてhowでないwhyに着目。無消費に眠る機会、間に合わせの対処法、できれば避けたいこと、意外な使われ方からそれを見つける。顧客はドリルではなく穴を欲してる…